旧・無印吉澤

昔はてなダイアリーに書いていた記事のアーカイブです

「超」整理法1 押出しファイリング / 「超」整理法2 捨てる技術

「超」整理法1 押出しファイリング
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122042097/

「超」整理法2 捨てる技術
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これは、ベストセラーになった「超」整理法シリーズ(1993年〜1999年)を最近になって再編集した、「超」整理法の文庫版(全4巻)です。このシリーズでは主に「情報の整理」と「時間の使い方」について語っていて、この前半2巻は「情報の整理」のパートになっています。

かなり有名な本なので、内容なんてとっくの昔に知ってる人が多いでしょうけど……まぁ、後学のために内容とその感想をまとめてみます。

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著者の野口悠紀雄氏はこれらの本の中で、「情報は分類できない」「情報の分類は不可能であり、危険」であるとして、日常の作業の中で徐々に情報が整理される「押出しファイリング」という方法を提案しています。第1分冊(押出しファイリング)で解説されているその方法をまとめると、以下のようになります。

  • 1〜20枚程度の書類を、ひとまとまりごとに封筒に入れる。(このまとまりを「ファイル」と呼ぶ)
  • 1つ棚を用意して、ファイルは全てここに格納する。(「ポケット一つ原則」=捨ててなければ必ずこの棚にある)
  • ファイルの作成日時が新しいものから古いものの順に、棚の左側から右側へ並べる。
  • 新しく作成したファイルは、棚の左端に挿入して追加する。
  • 棚の中から取りだして利用したファイルは、棚の左端に挿入して戻す。

こうすることで、棚の中のファイルはいわゆる「アクセス順」に並ぶことになります。アクセス順に並んだファイルに対しては、人間は「いつ頃にあの書類を見た」という情報は何となく覚えているので「時間軸検索」が可能になり、使われていないファイルは右側に集まっていくので捨てる情報を選びやすくなる(一定時間使わない情報は要らない確立が高い)――というのが、押出しファイリングの仕組みです。

さらに、第2分冊(捨てる技術)ではこの押出しファイリングに、ものを捨てやすくするバッファーとしての2つの道具「スミ封筒」と「バッファーボックス」を追加しています。「スミ封筒」は役目は終わったけどまた必要になるかもしれない書類を入れるファイルで、「バッファーボックス」はこのスミ封筒が溜まったときに格納する箱。著者はこういう道具によって、書類を「徐々に捨ててゆく」ことを提唱しています。

で、このあたりの「実世界の紙書類」を扱った説明は非常に納得できました。僕も連休明けから会社で試し始めたので、何か気付いたらまたここに書いていきます(実際やってみると、想像以上に大量の封筒が必要なんですね……)。

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ただ、この本では更に「パソコン上のデジタルデータ」の扱い方についても書かれているのですが……そちらは読んでいてちょっと違和感がありました。明日以降、そのあたりをもうちょっと考えてまとめてみます。

(続く)