旧・無印吉澤

昔はてなダイアリーに書いていた記事のアーカイブです

ネットエージェント、Winny上のファイル共有者を特定するソフトを開発(INTERNET Watch)

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/05/13/3084.html

これまでの解析ソフトウェアでは、Winnyのパケットの暗号を解読して、Winnyのネットワークに流れているキーワードやファイルの内容などを調べることが可能となっていた。今回発表したソフトウェアでは、Winnyのノード情報(参加しているユーザーのIPアドレスや登録しているキーワード)や、共有されているファイルごとに、そのファイルを公開しているユーザーのIPアドレスが取得できるようになったとしている。

こちらで紹介した、以前のOne Point Wall Winnyの記事でも同じようなスクリーンショット出てましたね。

聞いた話だと、Winnyは効率を上げるためにファイル転送は1ホップしか経由しないらしいので、クラスタ化の特徴も踏まえて考えれば、確かに「アプリ」などの大きな枠で同種のファイルを交換しているユーザは特定できると思います。しかし、この程度のものが今更警察から引き合いを受けてるということは、やっぱり今まではWinnyトラフィック内容なんてろくすっぽ分かってなかったんですね……。