Winny開発者初公判 - 旧・無印吉澤

とうとう今日から始まりました。法律のことはさっぱりわからないので、僕はのんびり眺めてます（やる気なし）。

つらい戦いだとは思いますが、金子さんには最高裁まで戦い抜いて欲しいです。僕は金子さんが有罪だとは思ってませんけど、「著作権などの従来の概念が既に崩れはじめている時代に突入している」流れを押してしまうソフトウェア＝Winnyを作った以上、その義務はあると思うので。……おかしな話だとは思いますけどね。

ちなみに、この公判の前日（つまり昨日）に行われたWinny利用者の公判は、以下のような形で終了しています。

井上被告は被告人質問で「大変なことをしてしまった」と反省の意を示す一方、ウィニーがなければ犯行に至らなかったことを認めた。弁護側は最終弁論で、著作権法違反ほう助の罪で起訴されたウィニー開発者を「確信犯だ」とし、ウィニーの存在自体に否定的な見解を示すなどして無罪を主張した。

著作権のあるコンテンツを送信した側が有罪になるのは当たり前なので、仕方ないですね。Winnyを貶めている点がちょっと気になりますけど、まぁ弁護のための手段と考えれば致し方ないのかなぁ……。