旧・無印吉澤

昔はてなダイアリーに書いていた記事のアーカイブです

(極私的)インターネット活用のれきし。(ns*Wiki)

http://ellington.gel.sfc.keio.ac.jp/nsly/nslywiki/index.php?%5B%5BJunnichi_Matsuoka%5D%5D

似たようなことを考えている人が過去に居ないかなぁ、と探しているときに発見したサイト。私的な(ローカルな)メモっぽいですが、Hotlineというソフト?についての話が面白いです。

Hotlineをやっていると、そもそもは欲しいファイルを貰うためにやっていたはずが、
「実は大抵のファイルは手に入る」事を自覚すると、目的が段々違ってくる。
定住しているサーバーのラインナップを完璧にしようと奔走したり。
どうせ使わないのに、現存するアプリを全部ゲットしようとしたり。
自動的にファイルが溜まる事への憧れから、自分でもサーバーをやり始めたり。

というのがHotline。 MXの小鯖に似ていると思う。

そういえば、昔は「WinMXは世界レベルの巨大アーカイブだー!」みたいな話が結構ありましたねぇ。そういう感動って忘れちゃうもんです。

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(2004/04/22追記)

ファイル交換/共有をめぐる差異(情報社会学Wiki)
http://www.sfc.ne.jp/pukiwiki/index.php?%5B%5Bweblog%5D%5D#content_1_10

blogとWinMXの類似性について触れられているサイトを見つけたので追記。

  • ここでWinMXWinnyを持ち出すのは、お決まりの著作権うんぬんの話をするためにではなく、「交換」系と「共有」系という言葉遣いによって、主に「交換」系のほうが日本では愛でられる傾向が強いという現象にフォーカスをあてたいと思うからです。
  • それとweblogがどう関係あるの?→ネットワーク上に部屋・本棚をつくる、というイメージ。

日本では「交換」系のWinMXとかweblog(blog)は普及するけれど、「共有」系のWinnyとかWikiは普及しにくい、ってこじつけはアリかなぁ……。