だからblogはやめられない
羊堂本舗経由で、Moleskin Diaryの4月19日の最後の方にある
一つ上のネタの流れから「うなづき系」とか「うなづきBlog」とかいうネタを思いついてしまった.結局世の中のBlogのほとんどは人様のご意見を引用して適当に相槌をうっているようなものだわ.
という追記を見て思いついたネタ。
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ここで言う「うなづき系」ですが、ちょっと辛辣な言い方なんじゃないかなぁという気がします。うなづいてる様子だけじゃなくて、うなづいた対象も他の人に公開してるという意味では、情報を横流ししていると言った方が正確だと思います。情報のブローカーですね。
で、そう考えるとblogって、実はWinMXのような交換ベースのファイル共有ソフトに似ているんじゃないでしょうか?
- まず最初に大量の情報を入手し、
- 整理し、
- 公開し、
- 公開したことで、また情報を入手し、(※)
- 整理し、
- 公開し、
- (※に戻る)
というサイクルを回すあたりも両者で共通してますし。特に、僕みたいにダラダラと更新している人間が感じるblogの面白さ、はファイル共有ソフトのそれに結構似ているんじゃないでしょうか(今後うちのサイトは自称「横流し系ブログ」ということで)。blogには最初の段階で情報が集まらない参入障壁がない点など、細かな違いはいろいろありますけど、その道をつきつめていくと一次情報の提供者に近づいていくところとかが、ホントにそっくりに見えます。WinMXで言う神が、CNET Japanのblog執筆陣?
で、だから何なんだ? ……と聞かれても困るんですけど。ある種のblogって、言葉を使っていながら実はコミュニケーションなんかじゃなくて、その上でやりとりされる言葉はWinMXの上でやりとりされるファイルと変わらない扱いをされているんじゃないか、と考えると結構面白くないですか? 現時点でその先に話を発展させられないのは申し訳ないですが……。
……そんなことを考えて、今更Amazonで「だからWinMXはやめられない」を注文してみました。