着実に地歩を得る、合法PtoPネットワーク(CNET Japan)
http://japan.cnet.com/news/media/story/0,2000047715,20064842,00.htm
PtoPネットワークを利用した映画や音楽ファイルなどの違法な交換が、依然としてエンターテイメント業界の注目を集めているが、そんななかでIT企業のなかには、PtoPとほとんど同じ手段を使って合法的なコンテンツ配信を行い、逆風に立ち向かっているところも出てきている。
配信側の負荷分散にP2P技術を使う話は日本でもいくつか例が出てきてますし、P2Pを利用したサービスとしては賛同を得やすい部類のものかと思います。
まぁ、DRMなどの問題があるのはキャッシングの場合と変わらないのですが。ただ、この手のサービスはサービス利用者であるコンテンツ配信側がメリットを感じやすい(=サーバや回線にかかる負荷を減らせる)ので、徐々に普及していくのではないでしょうか。体験版などの無料コンテンツを配信するシーンはそれなりにありそうですし。
ただ、そうやって作ったインフラを不正コンテンツの交換に流用されないようにするのは一苦労なので、DRM技術が成熟するまではやはりグレーな領域で有り続けるような気もします。
参考リンク:
「WinMXで自由に交換してください」 〜NTTコムのP2P動画サービスとは?(ITmedia)
http://www.itmedia.co.jp/broadband/0311/19/lp21.html
映画をP2P配信する「ポイントムービー」オープン(ITmedia)
http://www.itmedia.co.jp/broadband/0311/21/lp25.html
超流通についても、一度ちゃんと調べないとなぁ。