旧・無印吉澤

昔はてなダイアリーに書いていた記事のアーカイブです

ベールを脱ぎはじめた「モバイル・セントレックス」(ITPro)

http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20031210/1/

NTTドコモ第3世代携帯電話(3G)サービス「FOMA」と無線LANの一体型携帯電話機を試作。2004年春にも法人向けに販売へ――。IT Pro日経コミュニケーションの読者の中には,先週このニュースを目にして「やっと実体を現したか」と思った方もいたのではないだろうか(関連記事)。日経コミュニケーションでは9月以降,こうした端末やソリューションを「モバイル・セントレックス」と名付けて度々取り上げてきた。

筆者も内心ほっとした。このNTTドコモの新端末こそ,携帯電話会社がそれぞれ水面下で進めているモバイル・セントレックス計画のなかで,初めて公開されたものだからだ。今まではなかなか情報が外部に漏れてこなかったが,いよいよ本格準備段階に入ったことがうかがえる。そこで今回は,モバイル・セントレックスを初めて聞いたという方にもこのサービスを知っていただこうと,基本的なメリットと課題を洗い出してみた。

と、冒頭でさんざん盛り上げられたので何かと思ったら、要は最近ニュースになっていたコレ(↓)に新しい名前をつけてやるーという話でした。

FOMA無線LAN」デュアル端末は「構内PHS」の後継(ZDNet Japan)
http://www.zdnet.co.jp/mobile/0312/04/n_dual.html
http://www.itmedia.co.jp/mobile/0312/04/n_dual.html

音声通話と内線電話としての利用なら、内線電話としての利用が進んでいるPHSでもまかなえる部分。消費電力面から考えても、PHSのほうが優位だ。実際ドコモはPHSを、構内PHSとしても利用可能にする事業所コードレスシステム「パッセージ」を提供している。

企業ユースでFOMAの機能に需要があるかどうかが鍵なんでしょうが……。モバイル・セントレックスなんておおげさな名前を付けても、とても流行るとは思えません。