Sun、ソフト製品にJXTAのP2P機能統合へ(ITmedia)
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0401/29/news010.html
米Sun Microsystemsは自社のP2Pコンピューティングプロジェクト「Project JXTA」で開発したソフトを、商用ソフト製品に組み込む計画だ。
(略)
Sunのソフトマーケティングディレクター、イングリッド・バン・デン・フーゲン氏が1月28日明らかにしたところでは、Sunは現在、JXTAツールを自社のサーバとデスクトップ製品に組み込む計画を立案中。向こう1〜2年のうちに、Linuxベースのオープンソースデスクトップ用アプリケーションセット「Java Desktop System」、およびJavaサーバソフトセット「Java Enterprise System」に、JXTAの機能を組み込む予定だという。
僕は2001年11月〜2003年3月くらいまでは大学院の研究でJXTA追っかけてました。当時は仕様もコロコロ変わってて、実装も不安な点が多かったのですが、とうとうSun自身の製品に組み込まれるまでに安定したんですねー。暇が出来たら最新の仕様読んで、今度こそjxta+eclipseで真っ当に役立つソフトを作りたいものです。
……って、去年買ったVisual Studio .NETはどうした!>セルフつっこみ
わかりやすい解説:企業利用で盛り上がるJXTA(yublog)
http://nkcp.zive.net/yublog/archives/002759.html
Project JXTA
ついでにご紹介。しばらく見ない間にWikiやらblogやらあるなぁ……。
森山和道の「ヒトと機械の境界面」:音楽で広がる身体、コミュニケーション〜ユビキタス・ミュージック(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2004/0128/kyokai20.htm
内容が多岐にわたっていて面白い記事です。僕としては、最後の方に取り上げられているエモーショナル・インターフェイスの記事に興味がわきました。
●楽器は「エモーショナル・インターフェイス」
感覚を伝えあえるインターフェイス。それをヤマハでは「エモーショナル・インターフェイス」と呼んでいる。現在は、楽器単体での商売よりも、楽器で何ができるかが本当に問われているという。今後はたとえば、家電や風呂などを楽器として取り込んだり、センサーで取り込んだ情報を音楽という形で知らせるといったものを構想しているという。冒頭で触れたTRONSHOWに出展されていたユビキタスリモコンなどもその一環だ。
ネットワークへのインタフェイスはPCのキーボードだけじゃないぞ、と。楽器を発展としてインタフェイスを考えるってのも面白いですね。ネットワーク上のソフトについて普段いろいろ考えてても、そこに繋がる端末ってPCとか携帯電話くらいしか頭の中に思い浮かばないですからねぇ。