NTT、P2Pによる地域情報化ネットワークの共同実験を開始(INTERNET Watch)
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/04/27/2959.html
P2P today経由。とうとうSIONetが日の目を見ることになりそうです。
NTTは27日、桐生地域情報ネットワーク(KAIN)と共同で、NTTが開発したP2P技術「SIONet」を用いた地域コミュニティネットワークの運用実験を、5月1日から開始すると発表した。
(略)
当初は群馬県桐生地域限定での試験運用とし、7月からは広く参加者を募集して本格運用を開始する。
桐生といえば、以前コミュニティ活性化時限研究専門委員会(SIONet提唱者の星合さんはここの幹事)のP2P情報化フォーラムが開催された場所。桐生地域限定といっても、ユーザを制限するだけでインターネットへの接続は行われるっぽいので、SIONetにとってかなりの前進じゃないでしょうか。
より詳しく知りたい方は、NTTのニュースリリースを読んだ方が感じをつかめるかと思います。
News Release 040427
http://www.ntt.co.jp/news/news04/0404/040427.html
SIONetについては、P2Pカンファレンスで初めてコンセプトを聞いたときは感動したのですが……技術自体が素晴らしくても、キャリアであるNTTがこの手の技術を一般に公開するメリットがあるとは思えず、個人的には今後当分日の目を見ることは無い技術だと考えていました(というか、今も半分以上そう考えてます)。
しかし、今回の実験をきっかけに状況が進展するといいですね。