旧・無印吉澤

昔はてなダイアリーに書いていた記事のアーカイブです

どうせなら全てを記録しろ!(イノセンスに見る「知らない物は探さない」)(Next Today)

http://blog.livedoor.jp/kozai22/archives/222046.html

うーん。うまく一部だけ引用できなそうなので、できれば原文の方をご覧になってください。

スケジュールの管理をパソコンやPDAにしている人はスケジュールを入力したことすら忘れてしまうことは無いだろうか?確かに「ポケタミ」のような超PDAがあれば生活の全てを記録できるかもしれないが、記録したデータを「記録」したことを忘れてしまっては、目的のデータを探すことはできないし、そもそも目的のデータを探そうとは思わないだろう。「知らない物は探せない」のではなく「知らない物は探さない」のだ。

この記事を見て思ったんですけど、これってWikiのような情報共有サイトにも通じる話かもしれません。

最近僕の職場でも部単位、または課単位で実験的にWikiを用意して情報共有を図ろうとしているのですが、いまいち参加者が増えてません。それで「こんな便利なものがあるのに何で使おうとしないんだろう?」と思っていたのですが、そういう人は、単に「その場所に何が記録されているか知らない」からWikiを使いようが無かっただけなのかも……。

普通の、仕事を抱えて忙しい社会人だったら、何があるかわからないサイトを一通り読んで内容を把握しようなんてことはしないでしょうし。コンテンツが一カ所にまとまっていた方が検索は楽ですけど、ここは敢えてWikiサイトをジャンル毎に細分化したりすることで、そのサイトに何があるのかはっきりさせる工夫をした方が利用者は増えるのかもしれませんねぇ。

(2004/04/02追記)
この日記(Wikiの方)へのリアクションを4月2日の日記にまとめましたので、そちらもどうぞ。