旧・無印吉澤

昔はてなダイアリーに書いていた記事のアーカイブです

バカさ加減隠蔽ツール(3)

結局、blogに自分の管理する情報の幅を狭められるのも馬鹿馬鹿しいなぁと……いや、それは自分の了見の狭さとか記憶力の低さとかが原因ではあるんですけど、ある程度ツールで補助出来る部分だと思うんですよ*1

で、そういうバカさ加減隠蔽ツールを実現するとして、それがどういうものになるのか、既存のツールを調べながら考えてみました。

まず、blogの内容をHTMLのフォーム上ではなくて、ローカルのアプリケーション上で編集するためのソフトの発展という考えていく方向。この手のblog入力用のソフトって正式名称が分からないんですが、一応ここではblogクライアントと呼ぶことにします。

blogクライアントツール
http://www14.big.or.jp/~onmars/WalWiki2/wiki.cgi?blog%A5%AF%A5%E9%A5%A4%A5%A2%A5%F3%A5%C8%A5%C4%A1%BC%A5%EB

このリストには載っていないのですが、最近はMacOSX上で動作するblogクライアントのectoが話題です。Kung-Logというblogクライアントツールの後継ソフトで、MovableTypeを始めとする各種blogの更新に使えるとか。

ecto - The next generation blogging client
http://www.kung-foo.tv/ecto/index.php

僕はマカーじゃないんで使えませんが……ユーザが使っているblogのURL、アカウントとパスワードを指定すると、現在のDBの内容を取得してecto上でエントリの編集が出来るようです。実際にectoを使ってみた人のblogを見てると、なかなかよさげな感じがしますね。

次世代 Blogクライアント 「ecto」でエントリー実験(BananaBlog)
http://www.banana21.com/blog/archives/0401111535.html

HTMLのタグセットも自分で自由に追加・カスタマイズ出来るし、画像のサムネイルもクライアント側で簡単に作れます。
使っている間に0.1.8 から 0.1.8.1にバージョンアップされました(笑)アップデート通知もスマートで洗練されていると思います。
Previewも自分のblogのCSS使うんですね。すごっ.. 
現在はOS Xのみですが、Windows版も開発中らしいのでWinユーザの方も期待していいんじゃないでしょうか。

この手のblogクライアントツールの延長に、DBをローカルに持つツールがあるような気がします。

あと、他の実現方法としては、昔からある付箋紙ソフトや、Webサイトのスクラップブックを発展させるという方向性も考えられます。僕が最近気に入っているのは「紙」というスクラップブック兼メモ帳みたいなソフトで、考えをまとめるためにちょっとメモするのに重宝してます。


http://www.ki.rim.or.jp/~kami/

この「紙」という(死ぬほど検索しづらい名前の)ソフトはWebサイトの内容を完全に読み込んでスクラップできるので、情報の管理という意味では、いつ消えてしまうか分からないサイトへのリンクより確実です。特に、ニュースサイトの記事は一定期間で消されたり、アクセス制限がかかってしまうことも多いので……。

あとはだいぶ昔からある、アイディアを小さいメモに記録して管理する方法(名前が思い出せない)のような、アイディアを発展させるためのツールの応用とも考えられるかもしれません。昔、この手の話題を本で読んだ気がするんですけど、全然思い出せないんですよねえ……。自分の思考ルーチンをなんとか思い出せる程度まで、過去の情報を記録出来ないもんでしょうか。

*1:ひょっとしたら僕は「blogツール論」ってやつを信じてるのかも……。/ツールはスタイルを規定する(http://homepage.mac.com/gmax/iblog/B1079069736/C1747854654/E226907351/)